JLPT N1でも難しい? 日本人でも間違う「ビジネス日本語」のリアル(Japanese Listening Practice)|JLPT N1 N2 N3 Podcast

こんにちは~!萌もえです。
今日きょうのテーマはビジネス日本語にほんごです。

皆みなさんの中なかにはJLPTのN1は取とったけど
会社かいしゃの日本語にほんごが難むずかしいなとか
会議かいぎになると急きゅうに分わからなくなるとか、
そんな経験けいけんがある人ひともいるかもしれません。

そして、日本人にほんじんならみんな
ビジネス日本語にほんごを完璧かんぺきに使つかえるんでしょう?
と思おもっている人ひともいるかもしれませんね。

でも、今日きょうは最初さいしょに結論けつろんを言いいます。
ビジネス日本語にほんごは日本人にほんじんでも難むずかしいです。
今日きょうはそんな話はなしをしていこうと思おもっています。

まず皆みなさん、
新卒しんそつで日本語にほんごネイティブの人ひとが
新あたらしい会社かいしゃに入はいった時とき、
最初さいしょから敬語けいごを完璧かんぺきに使つかえると思おもっていますか?
実じつはそんなことはありません。

私わたしもなんですけど、
ほとんどの新卒しんそつの社会人しゃかいじんになったばかりの人ひとは
敬語けいごを調しらべているんじゃないかなと思おもいますし
たくさん間違まちがえていると思おもいます。

例たとえば何なにか先輩せんぱいが教おしえてくれたことに対たいして
「了解りょうかいしました」と言いったら
「承知しょうちしました」の方ほうがいいよと言いわれたり、
「ご苦労様くろうさまです」と言いったら
「それは目上めうえの人ひとには使つかわないよ」と言いわれたり、
正直しょうじき、社会人しゃかいじんになって初はじめて教おしえてもらったこと
というのもたくさんありました。

了解りょうかいしましたって今いまの若わかい人ひとたちの間あいだでも
よく使つかわれていて、LINEとかでも「りょ」って
言いって短みじかく相手あいてに伝つたえたりするんですけど、
それをそのまま社会人しゃかいじんになって使つかってしまうと
あれ?ちょっと違ちがうな…
っていうことが起おきるんですね。

なので日本にほんで育そだった人ひとでも
例たとえば面接めんせつの日本語にほんご、
こうやって言いった方ほうがいいですよとか、
敬語けいごや実際じっさいのコミュニケーションのやり方かた、
結論けつろんから話はなすとかそういうものについては
社会人しゃかいじんになる前まえに自分じぶんで勉強べんきょうしているということも
よくあるんですよね。

まーなので、日本人にほんじんだから
自然しぜんに身みについているというわけではないんです。

むしろですね、
やはり会社かいしゃに入はいってから覚おぼえることの方ほうが
多おおいです。

もちろん日本にほんで育そだっているので
海外かいがいで育そだっている方かたに比くらべれば
敬語けいごとかどんなやりとりをしているかという部分ぶぶんに
触ふれる機会きかいは多おおいんですけど、
実際じっさい、社会人しゃかいじんになって会社かいしゃに入はいってみると
自分じぶんが見みえていたサービス業ぎょうの敬語けいごとかとは
また違ちがうんですよね。

なので、そういう意味いみでも日本語にほんごの敬語けいご、
ビジネス日本語にほんごっていうのは
日本人にほんじんにとっても難むずかしいということなんです。

他ほかにもビジネス日本語にほんごが難むずかしいなという理由りゆうの1つが
正解せいかいが1つじゃないことですね。

例たとえばメールを書かく時ときは
「お世話せわになっております」という書かき出だしから
始はじめる人ひとがほとんどだと思おもうんですが、
これは会社かいしゃによっても文化ぶんかによっても
ちょっと変かわることがあります。

数学すうがくのテストみたいに1+1=2って
必かならず決きまっているようなものではなくて、
使つかう場所ばしょ、使つかう相手あいてによって
正解せいかいの言葉ことばが変かわってくるんですね。

そして別べつに必かならずしも100点てんを取とる必要ひつようはなくて、
その場ばに合あっている言葉ことばや言いい回まわしというのが
できれば、それだけで比較的ひかくてき印象いんしょうが良よくなる
ということなんですよね。

ビジネス日本語にほんごを勉強べんきょうしたいという方かたも
たくさんいらっしゃるんですが、
ビジネス日本語にほんごって言いってもかなり幅広はばひろいんです。

例たとえば、敬語けいごばかり勉強べんきょうしていても
実じつはビジネス日本語にほんごは上手じょうずになりません。

例たとえば話はなしの構成こうせいばかり勉強べんきょうしていても、
丁寧ていねいな言葉ことばの使つかい方かたができていなければ
ビジネス日本語にほんごにはなりません。

いろんな要素ようそが組くみ合あわさって
ビジネス日本語にほんごというのができているんですね。

それに、ビジネス日本語にほんごと言いっても
会議かいぎで使つかう日本語にほんごと同僚どうりょうとの雑談ざつだんで使つかう日本語にほんごって
全然ぜんぜん違ちがいますよね。

なので、ビジネス日本語にほんごって一体いったい何なに?
と言いわれると、答こたえは正直しょうじき1つではありません。

私わたしの感覚かんかくでは、
ビジネス日本語にほんごで本当ほんとうに大事だいじなのは
伝つたわりやすさなんじゃないかな
と思おもっています。

例たとえば敬語けいごは完璧かんぺきだけど
何なにを言いいたいかわからない人ひとよりは、
敬語けいごはちょっと不自然ふしぜんだけど
話はなしがわかりやすい人ひとという方ほうが
多分たぶん重宝ちょうほうされるんじゃないかなと思おもいます。

まーなぜなら
仕事しごとはコミュニケーションが大事だいじだからですよね。

個人こじん事業じぎょう主ぬしであれば
自分じぶんの感覚かんかくでどんどん進すすめることが
できるんですけれども、
日本にほんのチームで働はたらくということであれば
上司じょうしとのコミュニケーションや
チームでのコミュニケーションが
必かならず必要ひつようになってきます。

例たとえば上司じょうしが知しりたいのは「何なにが起おきたの?」
だった場合ばあいに
5分ふん説明せつめいしてもなかなか結論けつろんが出でないってなると
上司じょうしは困こまってしまいますよね。

以前いぜん他ほかの動画どうがでもお話はなししたんですが、
報告ほうこくをする場合ばあいは結論けつろんから理由りゆう、
それから次つぎの行動こうどうみたいなのを簡潔かんけつに言いえる人ひと
というのがとにかく強つよいんです。

そして、言いいたいことをこの短みじかい文章ぶんしょうの中なかに
まとめることができる人ひとは
相手あいてにとって伝つたわりやすい説明せつめいができていると
言いえます。

これは実じつは日本語にほんご力りょくだけではないんですよね。

私わたしが面接めんせつの練習れんしゅうを一緒いっしょに
させていただいている方かたでは、
実じつは敬語けいごとかよりも先さきに話はなしの構成こうせいを
一緒いっしょに見直みなおすことが多おおいです。

例たとえば話はなしたい内容ないようはたくさんあるんだけど、
それを1分ぷんに収おさめるためには、
何なにを削けずって何なにを入いれるのが一番いちばん伝つたわりやすいか、
そういうのをお話はなしすることもよくあります。

例たとえば、どうして転職てんしょくをしようと思おもったんですか?
という質問しつもんに対たいして、
言いいたいことがたくさんあって、
3分ぷんぐらい続つづけてしまって最後さいごに理由りゆうが出でてくる。
そういうことって意外いがいとあるんですよね。

私わたしも日常にちじょう的てきな会話かいわをしようと思おもっていると、
結論けつろんを後回あとまわしにしてしまうことが多おおいです。

でもこういうビジネスの場ばでは
まず初はじめに聞きかれたことに対たいして答こたえる
というのを意識いしきしないと、
なかなか相手あいてにとって
伝つたわりやすい会話かいわにはならないんですね。

面接めんせつであれば、
面接めんせつ官かんはまず質問しつもんした内容ないように答こたえて欲ほしいんです。
すぐに答こたえてもらって、
そこから理由りゆうを聞ききたいんですよね。

ではでは、皆みなさんのような
中級ちゅうきゅう者しゃ、上級じょうきゅう者しゃの方かたは何なにを勉強べんきょうしていけば
いいのでしょうか。

私わたしがお勧すすめしたいのは
敬語けいごだけではなくて報告ほうこくの仕方しかたであったり
会議かいぎの話はなし方かた、要約ようやく力りょく、相手あいての質問しつもんの意図いとを
理解りかいする力ちからや、雑談ざつだん力りょく、
あとは話はなしの聞きき方かた、間まの入いれ方かた、
表情ひょうじょうとかジェスチャーとか、相手あいての目めを見みるとか、
そういうものを含ふくめたもう総合そうごう的てきな力ちからになってきます。

実じつは日本語にほんごネイティブの人ひとで
この人ひと仕事しごとできそうだなあって思おもうのは
難むずかしい単語たんごを知しっている人ひとより
コミュニケーションがスムーズな人ひとだったりします。

例たとえば、私わたしはITの会社かいしゃで働はたらいていたんですが、
エンジニアの人ひとがいくらエンジニアの専門せんもん用語ようごで
私わたしに説明せつめいしても、私わたしはエンジニアではありませんから
エンジニアの説明せつめい全まったくわかりません。

それを上手うまく相手あいてに分わかるように
噛かみ砕くだいて説明せつめいしてくれる人ひと、
そういう人ひとの方ほうが仕事しごとができるなと思おもいますし、
私わたしは営業えいぎょうでしたから、
営業えいぎょうで逆ぎゃくに私わたしが知しらないような業界ぎょうかいに行いった時ときに
相手あいてに上手うまくその知しらない業界ぎょうかいの人ひとでも
分わかるように説明せつめいできる力ちから、
あとは相手あいてが知しらないことは何なにかと質問しつもんできる力ちから、
そういうものもビジネスでは
大切たいせつなんじゃないかなと今いま思おもえば思おもいます。

ですから、コミュニケーションを円滑えんかつにできる人ひとを
目指めざすためには、
N1を取とった後あとは語彙ごいを100個ことか200個ことか増ふやしていくというのももちろんいいんですけれども、
1分ぷんで相手あいてに伝つたわりやすい説明せつめいをする練習れんしゅう
というのも非常ひじょうに効果こうかが大おおきいことがあります。

まーSNSとか日本語にほんごの先生せんせいとお話はなししたりとか
日本語にほんごの、ね、ポッドキャストを見みたりすると
日本にほんではこうするべきみたいな情報じょうほうが
たくさんあると思おもいます。

でも、実際じっさい職場しょくばに行いってみると
敬語けいごを間違まちがえる日本人にほんじんも多おおいですし
ビジネスのメールが苦手にがてな方かたも多おおいですし
会議かいぎで上手うまく話はなせず長ながく話はなしてしまう人ひとも
多おおいです。

とにかく、日本語にほんごネイティブ同士どうしでも
結構けっこう失敗しっぱいをしています。

そして、私わたしも、このポッドキャスト
聴きいてくださっているとわかるかもしれないんですが、
結構けっこう失敗しっぱいしていると思おもいます。

メールを送おくった後あとに、
ああ、この表現ひょうげん失敗しっぱいしたな、と、
この表現ひょうげん使つかってしまってちょっと
印象いんしょう悪わるかったかな?とか、
結構けっこう思おもうこともありますし、
会議かいぎで上手うまく話はなしをまとめて話はなすっていうのが
苦手にがてだったりもします。

それはまー例たとえば
結論けつろんだけ話はなしてしまうというのも1つですし
長ながく話はなしてしまって最後さいごに結論けつろんを言いってしまう
という場合ばあいもあります。

正直しょうじき、報告ほうこくに関かんしてで言いうと
日本語にほんごのやり取とりの練習れんしゅうというより
準備じゅんびが一番いちばん大切たいせつなんじゃないかなと思おもいます。

ですから、こういう自分じぶんの失敗しっぱいも含ふくめてですね、
ビジネス日本語にほんごってゴールがないんですよね。
もうずっと勉強べんきょうし続つづけるものだと思おもいます。

そして最後さいごにこれはいつも言いっていることですが、
完璧かんぺきを目指めざしすぎないということも大切たいせつです。

ビジネス日本語にほんごは日本人にほんじんでも難むずかしいので、
外国がいこくの方かたからすると
難むずかしいのは当あたり前まえなんですよね。

大切たいせつなのは少すこしずつ改善かいぜんしていくということです。

日本語にほんごネイティブでも
この改善かいぜんをしないまま3年ねん4年ねん5年ねんと
経たっていってしまうこともありますし、
日本語にほんごを勉強べんきょうしている方かたが
1年ねんでそれをすぐに直なおして
ネイティブのそのスピードに追おいついてしまう
ということはあり得えます。

ですから伝つたわるということを優先ゆうせんして
指摘してきされたことを直なおしていく。
まず相手あいてに伝つたわる日本語にほんごというのを意識いしきすると
ビジネス日本語にほんごの基本きほんができていくんじゃないかなと思おもいます。

ということで今日きょうは
ビジネス日本語にほんごは日本人にほんじんでも難むずかしい
というテーマでお話はなししました。

皆みなさんは、ビジネス日本語にほんごで
難むずかしいと感かんじることはありますか?
ぜひコメントで教おしえてください。

今日きょうの動画どうがが面白おもしろいと思おもったら
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最後さいごまで聴きいてくださってありがとうございました。
ではまた次回じかいのポッドキャストで
お会あいしましょう。
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