伝わる話し方 日本語の語順は大切?(Japanese Listening)JLPT N1 N2 N3

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今日きょうは~もえです!
今日きょうのテーマは日本語にほんごの語順ごじゅんです。
皆みなさん日本語にほんごを聞きいたり話はなしたりしていて、
日本語にほんごって結構けっこう語順ごじゅんがばらばらだなあと
思おもったことはありませんか?
日本語にほんごは英語えいごなどと比くらべるとかなり語順ごじゅんが
自由じゆうな言語げんごです。
語順ごじゅんが多少たしょうぐちゃぐちゃでも
意外いがいと通つうじるんですよね。
でも、通つうじる語順ごじゅんと
伝つたわりやすい語順ごじゅんというのは違ちがいます。
今日きょうはこのあたりについて
お話はなししていこうと思おもいます。
まず、日本語にほんごの基本的きほんてきな語順ごじゅんはSOV型がたと言いって、
主語しゅごが最初さいしょに来きて、目的語もくてきご、
最後さいごに述語じゅつごが来くるという語順ごじゅんになっています。
他ほかの国くにではこれが変かわったりするんですけど、
日本語にほんごの語順ごじゅんはこのようになっています。
そして、例たとえば、
「私わたしは昨日きのう新宿しんじゅくで友達ともだちと映画えいがを見みました。」
これ自然しぜんですよね。
でも、日本語にほんごの場合ばあい、
これを少すこし変かえても意味いみは通つうじます。
「昨日きのう私わたしは新宿しんじゅくで友達ともだちと映画えいがを見みました。」
これも自然しぜんですし、
「友達ともだちと昨日きのう新宿しんじゅくで映画えいがを見みました。」
これも会話かいわなら普通ふつうに分わかります。
さらに、
「映画えいがを見みました、昨日きのう友達ともだちと新宿しんじゅくで。」
これは少すこし話はなし言葉ことばっぽいんですが、
意味いみは分わかりますし、自然しぜんです。
では、これがなぜ通つうじるのでしょうか?
理由りゆうは助詞じょしがあるからです。
「私わたしは」の「は」、
「友達ともだちと」の「と」、
「映画えいがを」の「を」、
「新宿しんじゅくで」の「で」、
こういう助詞じょしがあるので、
語順ごじゅんが変かわってもそれぞれの言葉ことばの役割やくわりが
分わかるんですね。なので意味いみが通つうじます。
英語えいごだとこのような語順ごじゅんを変かえてしまうと、
かなり不自然ふしぜんな文章ぶんしょうになってしまうことが
多おおいです。
でも日本語にほんごは先さきほどの「映画えいがを」であれば、
「を」なので映画えいがが観みる対象たいしょうのものだと分わかりますし、友達ともだちとなら一緒いっしょにいた人ひとだと分わかります。
新宿しんじゅくでなら場所ばしょだと分わかります。
ですから、多少たしょう順番じゅんばんが変かわっても通つうじるんですね。
ただし、何なにでも自由じゆうというわけではありません。
例たとえば、
「映画えいがを私わたしは友達ともだちと昨日きのう新宿しんじゅくで見みました。」
これもギリギリ意味いみは分わかるんですが、
ちょっと聞きき取とりづらいですよね。
なぜかと言いうと、情報じょうほうの流ながれが不自然ふしぜんだからです。
映画えいがを見みましたというのは
1つのセットのようなものですよね。
ですから、ここが分わかれてしまうことによって、
意味いみがかなり通つうじにくくなります。
さらに、日本語にほんごは私わたしの感覚かんかくでは、
背景情報はいけいじょうほうから入はいって、最後さいごに大事だいじな動作どうさが来くる。
そのようなことが多おおいです。
例たとえば、背景情報はいけいじょうほうの
昨日きのう新宿しんじゅくで友達ともだちとという情報じょうほう、
それから映画えいがを見みましたという大事だいじな動作どうさですね。
そのような、流ながれになることが多おおいです。
このように話はなすと聞きいている人ひとは、
いつ、どこで、誰だれと、何なにを、どうした
というような順番じゅんばんで
少すこしずつ状況じょうきょうを理解りかいできます。
そして、日本語にほんごの語順ごじゅんで
とても分わかりやすい語順ごじゅんだと言いわれているのは、
いつ、どこで、誰だれが、誰だれと、何なにを、どうした、
という順番じゅんばんだと言いわれています。
ですから、
語順ごじゅんは結構けっこう自由じゆうに変かえられるんですけど、
この順番じゅんばんを意識いしきすると、
相手あいてに伝つたわりやすくなることが多おおいそうです。
もう1つ例れいを出だしたいと思おもいます。
「私わたしは朝あさ、
駅前えきまえのカフェでコーヒーを飲のみました。」
この文章ぶんしょうは自然しぜんですよね。
「コーヒーを飲のみました。朝あさ、駅前えきまえのカフェで。」
これは意味いみ分わかりますか?
分わかりますよね。
でも、この文章ぶんしょうにすると、
最初さいしょの文章ぶんしょうより少すこし演劇えんげきっぽいというか、
何なにかを強調きょうちょうしているような感かんじに聞きこえます。
このように日本語にほんごでは語順ごじゅんを変かえると
意味いみは同おなじでもニュアンスが変かわることが
あります。
例たとえば次つぎの文章ぶんしょうはいかがでしょうか?
「私わたしは昨日きのうカレーを食たべました。」
これ、いつもの綺麗きれいな文章ぶんしょうです。
でも、「カレーを食たべたんですよ、昨日きのう。」
そして、「昨日きのう食たべたんですよ、カレー。」
つまり、語順ごじゅんというのは自由じゆうなんですが、
自由じゆうだからこそ、どこを強調きょうちょうしたいかによって、
語順ごじゅんを変かえることによって
印象いんしょうが少すこし変かわってくるんですね。
ここでもう少すこし他ほかの例れいを見みていきたいと思おもいます。
例たとえば、「昨日きのう先生せんせいに宿題しゅくだいを出だしました。」
これも自然しぜんですよね。
「先生せんせいに昨日きのう宿題しゅくだいを出だしました。」
これも自然しぜんです。
「宿題しゅくだいを昨日きのう先生せんせいに出だしました。」
これも通つうじます。
先さきほどと同おなじで、
「先生せんせいに」が最初さいしょに来きている場合ばあいは「誰だれに」。
で、「宿題しゅくだいを」と最初さいしょに言いっている場合ばあいは、
宿題しゅくだいというものが何なにかというのを強調きょうちょうしている感かんじが出でます。
もし相手あいてが何なにかの文脈ぶんみゃくで、
昨日きのう何なに出だしたんですか?と聞きいた後あとだったら、
宿題しゅくだいを出だしましたのように、
宿題しゅくだいをというのを前まえに出だすのが自然しぜんですよね。
つまり日本語にほんごでは相手あいてが既すでに知しっている情報じょうほうと、
新あたらしく伝つたえたい情報じょうほうの位置いちが関係かんけいすることが
あります。
なので、会話かいわでは伝つたえたいことを
前まえに出だすことが多おおいんです。
例たとえば、これ見みました?
この映画えいがめっちゃ面白おもしろかったです。
昨日きのうのニュース知しっていますか?
こんな風ふうに話題わだいにしたいものを最初さいしょに出だすと、
相手あいてが聞ききやすくなったりもします。
会話かいわでは、さらに語順ごじゅんが自由じゆうになりますよね。
「昨日きのうさ、駅前えきまえのカフェ行いったんだけど、
結局けっきょく別べつの店みせ行いったんだよね。めっちゃ混こんでて。」
こんな感かんじで、
思おもいついた順番じゅんばんに話はなすことが多おおいです。
ですから、会話かいわの日本語にほんごは
結構けっこうこの語順ごじゅん、ぐちゃぐちゃです。
そして皆みなさん、
私わたしのポッドキャスト聴きいてくださっていると
よくわかると思おもうんですが、
私わたしのこのポッドキャストも、
結構けっこう語順ごじゅんはぐちゃぐちゃです。
ですから、少すこし聞きき取とりづらいところも
あるかもしれませんが、
日本語にほんごの練習れんしゅうだと思おもって、
是非ぜひ最後さいごまで聞きいてみてください。
会話かいわというのは実際じっさいに話はなすと人ひとにもよりますが、
ああそういえばとか、これも言いいたいなとか、
ちょっと話はなしが戻もどるんですけど、のように、
話はなしが行いったり来きたりすることがありますよね。
でもこういうのって
ある意味いみ自然しぜんな会話かいわなんですよね。
人間にんげんは頭あたまの中なかで完璧かんぺきに文章ぶんしょうを作つくってから
話はなしているわけではありません。
話はなしながら考かんがえますし、思おもい出だしますし、
話はなしの方向ほうこうを変かえたりもします。
ですから、話はなし言葉ことばでは多少たしょう語順ごじゅんが崩くずれても、
日本語にほんごに関かんしては大丈夫だいじょうぶです。
ただ、ビジネスや面接めんせつの場所ばしょでは
少すこし注意ちゅういが必要ひつようです。
例たとえば上司じょうしから、
「昨日きのうの打うち合あわせどうだった?」
と聞きかれたとします。
その時ときに、
「えっとー先方せんぽうの会社かいしゃで
次回じかいこのような話はなしをすることになりました。
Aさんと会あったんですけど…」
のように話はなしをすると、
ちょっと何なにを言いいたいか
分わかりにくくなってしまいます。
いつ、どこで、誰だれが、誰だれと、何なにを、どうした、
このような形かたちで考かんがえていくと、
「昨日きのう先方せんぽうの会社かいしゃでAさんと打うち合あわせをして、
次回じかいこの話はなしをすることになりました。」
という風ふうに話はなすと、
とても内容ないようが分わかりやすくなります。
さらに言いうと、日本語にほんごには省略しょうりゃくもありますよね。
昨日きのう先方せんぽうの会社かいしゃで
Aさんと打うち合あわせをしてという部分ぶぶんは、
上司じょうしがもうすでに知しっている可能性かのうせいが高たかいので、
この部分ぶぶん省略しょうりゃくして、
「次回じかいこの話はなしをすることになりました。」
だけの報告ほうこくになることも多おおいです。
省略しょうりゃくは例たとえば「昨日きのう映画えいがを見みました」と言いったら、
誰だれが見みたのか言いっていませんよね。
でも、日本語にほんごネイティブの人ひとは
この会話かいわだけで
「私わたしが」見みたということがわかります。
「来週らいしゅう東京とうきょうに行いきます。」
これも主語しゅごはありませんが、
「私わたしが」行いくことがわかります。
つまり話はなし手てが行いくということが
わかるんですよね。
日本語にほんごでは既すでにもう共通事項きょうつうじこうとして
分わかっている情報じょうほうについては省略しょうりゃくされやすいです。
ですから、主語しゅごや、
他ほかにも知しってる情報じょうほうは省略しょうりゃくされやすいので、
その文脈ぶんみゃくから推測すいそくする力ちからというのも
必要ひつようになってきます。
日本語にほんごの会話かいわでは助詞じょしや語順ごじゅん、
それから文脈ぶんみゃく、省略しょうりゃくなど、
この4つが一緒いっしょに働はたらいて、なんとなく意味いみを
推測すいそくさせていくという形かたちになっています。
では、このような語順ごじゅんに馴染なじみのない方かたは
どうやって練習れんしゅうしていけばいいのでしょうか?
まず、もうこちらに関かんしては、
初はじめは基本きほんの語順ごじゅんで大丈夫だいじょうぶです。
SOVの語順ごじゅんで、私わたしは昨日きのう友達ともだちと映画えいがを見みました。
このようなシンプルな語順ごじゅんをしっかり使つかえることが大事だいじです。
そして、慣なれてきたら、
昨日きのう友達ともだちと映画えいがを見みたんですけど、とか、
この映画えいが昨日きのう見みました。
昨日きのう見みた映画えいががすごく面白おもしろくて、
みたいに少すこしずつ会話かいわらしい語順ごじゅんや
省略しょうりゃくを覚おぼえていくといいと思おもいます。
お勧すすめは、ネイティブの会話かいわを聞きいた時ときに、
最初さいしょに何なにを言いっているかというのを見みることです。
日本語にほんごネイティブの人ひとは話題わだいにしたいことを
最初さいしょに置おくことがあります。
この前まえの件けんなんですけど、とか、
例れいの話はなしなんですが、昨日きのうのメール見みました。
こんな感かんじです。
これは相手あいてに今いまからこの話はなしをしますよ
と伝つたえる役割やくわりがあります。
これはビジネスでもよく使つかえます。
こういう前置まえおきがあると、
相手あいてが話はなしを聞ききやすくなります。
そして、最初さいしょの方ほうにお話はなしした、
いつ、どこで、誰だれが、誰だれと、何なにを、どうした、
というような順番じゅんばんを意識いしきすることで、
より伝つたわりやすい語順ごじゅんになります。
ただし、会話かいわではこの順番じゅんばん
結構けっこう自由じゆうに変かわっていくことがあるので、
この助詞じょしの意味いみはどういう意味いみだっけ?
というのを考かんがえながらですね、
日本語にほんごの会話かいわを聞きいていくといいかもしれません。
ということで、
今日きょうは日本語にほんごの語順ごじゅんについてお話はなししました。
日本語にほんごは語順ごじゅんが自由じゆうだから簡単かんたんという印象いんしょうも
ある一方いっぽうで、語順ごじゅんが自由じゆうだからこそ奥おくが深ふかいなあ
というような言語げんごだと思おもいます。
皆みなさんはこのように日本語にほんごの組くみ立たて方かたで
困こまった経験けいけんはありますか?
また、皆みなさんの母語ぼごは語順ごじゅんが厳きびしい言語げんごですか?
省略しょうりゃくはある言語げんごですか?
是非ぜひそれもコメントで教おしえてください。
今日きょうの動画どうがが面白おもしろいと思おもったら、
いいね や チャンネル登録とうろく お願ねがいします。
最後さいごまで聞きいてくださって
ありがとうございました。
ではまた次回じかいのポッドキャストで
お会あいしましょう。

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