「はっきり言わない」 のはなぜ? 印象を良くする 日本語の伝え方 日本文化#日本語学習(Indirect Japanese) 中上級者向け日本語|Japanese podcast

前回ぜんかいのテーマで「本音ほんねと建前たてまえ」というのをやりました。

日本にほんで生活せいかつしてると
「日本人にほんじんってはっきり言いわないよね。」
「イエスかノーか教おしえて欲ほしい」
と思おもったことありませんか?

今日きょうのテーマは
「ストレートに言いうと印象いんしょうが悪わるい?」
というテーマです。

日本にほんではストレートの言いい方かたが
少すこしきつく聞きこえてしまうことがあります。

例たとえば、友達ともだちが新あたらしい服ふくを着きてきて
「どう?」と言いいました。
これに対たいしてストレートに
「それに合あってないよ。」
これは日本にほんでは結構けっこう傷きずつきます。

ですから日本にほんでは柔やわらかく言いうために
「うーん、前まえの服ふくの方ほうが好すきかも」とか、
他ほかの言いい方かただと
「ちょっと雰囲気ふんいきがいつもと違ちがうね」とか、
このように相手あいてが傷きずつかない言いい方かたを
工夫くふうする文化ぶんかがあります。

「似合にあってないよ」はストレートになってしまうので、
別べつの言いい方かたを日本にほんでは探さがしています。

国くにによってはストレートに言いうことが
誠実せいじつでいいことという文化ぶんかもありますよね。

でも日本にほんでは残念ざんねんながら、
正ただしいことよりも、その場ばの関係かんけいを
守まもることが大切たいせつにされています。

そのため、直接ちょくせつ言いいすぎてしまうと
性格せいかくがきついと思おもわれることがあります。

例たとえば会議かいぎでの日本語にほんご。
「検討けんとうします」は、今いまは決きめないということです。
少すこし断ことわっているかもしれない、
という裏側うらがわのメッセージがあります。

それから
「前向まえむきに考かんがえます。」
これも同おなじで、今いまは決きめない。
もしくは、ちょっとノーかな、という時ときにも使つかいます。

それから提案ていあんされたことに対たいして
「悪わるくないと思おもいます。」
これは「いいです」とは言いってないですよね。
完全かんぜんにいいとは思おもってない。
あまり賛成さんせいではない、ということです。

この部分ぶぶん、本当ほんとうに日本語にほんご学習者がくしゅうしゃの方かたにとって
すごく難むずかしいところだと思おもいます。

これは日本語にほんごの教科書きょうかしょで勉強べんきょうしても、
文法ぶんぽうは分わかっています。
でも本当ほんとうの気持きもちというのは、
教科書きょうかしょには載のっていませんよね。

ですから、他ほかの人ひとがどんなことを言いっているか、
そして本当ほんとうはどんな気持きもちなのか、
よく観察かんさつしてみてください。

それから前まえのテーマで話はなした
「できる?」
「頑張がんばります!」
という上司じょうしと部下ぶかの会話かいわは、
本音ほんねと建前たてまえのテーマでお話はなしした
「できないかもしれない」という意味いみですし、

友達ともだちが
「ダイエット続つづいてる?」
と聞きいてきて、私わたしが
「うん、明日あしたから本気ほんき出だす!」
と言いったら、前まえにお話はなしした死亡しぼうフラグです。

つまり、今いままでやってない。
そして「明日あしたから本気ほんき出だす」と言いってるけど、
本当ほんとうはやらない、というような
裏側うらがわの意味いみがあると思おもってください。

じゃあ、これネイティブがはっきり答こたえてくれなかったら、
どうやって理解りかいすればいいんでしょうか?

これはもう本人ほんにんか、他ほかのネイティブに聞きくしかありません。

「〇〇さんにこう言いわれたんですが、」
と他ほかの人ひとに聞きいてみてください。

その人ひとが建前たてまえを使つかう人ひとであれば、
また困こまってしまうんですが、
ある程度ていどの関係かんけいがあれば、
意味いみを教おしえてくれると思おもいますよ。

ストレートに言いうことは悪わるいわけではありません。
ただ、日本にほんでは相手あいてと気持きもちよく話はなすために
言いい方かたを調整ちょうせいする文化ぶんかがあります。

皆みなさんの国くにでは、
ストレートに言いうことはいいですか?悪わるいですか?

もしよかったら、コメントで教おしえてくださいね。
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